昨日 25日の高知新聞朝刊に掲載された高知白バイ事件報道が、如何に適当な記事であるかをあきらかにした。 http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/68192599.html
同日の高知新聞記事に高知地検関係の報道が2件あったので、ご紹介する
以下高知新聞5/25日朝刊より全文転載
「麻薬譲渡容疑の組員を不起訴」
「α―PVP」と呼ばれる麻薬を知人男性に譲り渡したとして、向精神薬取締法違反容疑で逮捕、送検されていた高知市内の暴力団員(36)について、24日嫌疑不十分で不起訴処分とした。
組員は3月初旬ごろ高知市内のパチンコ店で知人男性に「α―PVP」約1gを1万円で譲り渡した疑いで南国署で逮捕された
同地検の橋本晋次席検事は「知人男性所持の麻薬が、組員から譲り受けた物だと十分に証明できない」と説明している
「車窃盗容疑男も」
知人男性の駐車場から軽乗用車を盗んだとして、常習累犯窃盗罪容疑で逮捕、送検されていた住所不定の男性(33)について、高知地検は24日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
橋本晋次席検事は「知人男性は男性に対して、日常的に車の使用を認めていた。車を返さず乗り捨ててはいたが、カギを車の中においていたことなどから、盗んだと言えない」としている。
男性は3月下旬、高知市内の男性から、軽乗用車を盗んだとして、高知県警が指名手配。警視庁が東京都内で地歩していた
以上
高知地検が24日に2件の事件を不起訴処分としたことを発表した。どうやら、記者会見が24日であったのは間違いないようだ。 地検が行った高知白バイ事件意見書の開示も24日ということになる。
それにしても、高知地検がずいぶんと弱気に見えるが、滅多にない不起訴が2件も報道されるのは前例がない。逮捕報道もなかった事件の不起訴がニュースになる時代ってのはどうなんだろう??
今年1月、高知地検が高知白バイ裁判に関わる、白バイ隊員の偽証罪告訴に対しての不起訴処分と、県警幹部に対する職権乱用罪告発を不起訴としたことを地元マスコミを呼び集めて発表した。その際に、高知地検が地元マスコミ各社に対し個別に「出席の念」を押したことが確認されている。
リンク先の記事に懲りたわけじゃないだろうが、 「地検は起訴ばかりしているんじゃないぞ=警察に偏らず、公平にきちんと仕事しているぞ」との好印象ねらいだろうな
御用聞きもたいへんだな